Animator.prototype.start()

start() メソッドは、アニメーションを開始します。既に実行中のときは何も起きません。

Animator オブジェクトの Animator.prototype.props および Animator.prototype.arms には予め状態一覧を設定しておく必要があります。

構文

start(speed)

引数

speed
インデックス番号の増分を表す数値です。数字以外を指定したときは 1 になります。
増分には実数値や負の値を指定することもできます。例えば実数 1.5 を指定したときは内部のインデックスは 0, 1.5, 3, 4.5, 6, ... と増えていきますが、図形の表示には小数点以下を切り捨てた 0, 1, 3, 4, 6, ... が使用されます。このため通常の 1.5 倍のスピードで動くように見えます。負の値を指定したときは(予め setIndex() で適切なインデックスを指定しておけば)アニメーションが逆再生されたように見えます。

返値

なし

const core = new jmotion.Core("#board");
const animator = new jmotion.Animator(core);

const pl0 = { "x":   0, "y": -30 };
const pl1 = { "x": -30, "y":   0 };
const pl2 = { "x":   0, "y":  30 };
const pl3 = { "x":  30, "y":   0 };

animator.props = [
    {
        "init": [],
        "loop": [ pl0, pl1, pl2, pl3 ],
    }
];
animator.start(0.1);